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弔電と香典の違いは?両方送るべき?基本情報・マナーなどを紹介します

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訃報は、突然届くものです。
故人が親しい関係にあった方ならば、通夜や葬儀・告別式に参列したいと思うのは当然のことですが、
どうしても都合がつかないことも考えられます。
参列できないけれど、お悔やみの気持ちは伝えたいという場合は、弔電や香典を送るのが一般的です。
その際、「弔電と香典は両方送るべきなのか」「いつ届くように手配すれば良いのか」
「香典はいくら包めば良いのか」など、悩む方も多いようです。

そこで今回は、弔電と香典の違いや、基本的なマナーなどについて紹介します。


■弔電・香典とは?その違いを解説

弔電と香典には送る基準やタイミングなどの違いがありますので、まずはそれぞれの違いについて解説します。

弔電とは?
弔電とは、通夜や葬儀・告別式へ参列できないけれど、お悔やみの気持ちを伝えたいときに送る電報のことです。

親戚や友人・仕事の関係者など、日頃お付き合いのある方の訃報を知って通夜や葬儀・告別式へ参列したいと思っても、
海外など遠方に住んでいるため間に合わないケースや、健康上の理由で外出するのが難しいというケースもあります。
それでも「せめてお悔やみの気持ちは伝えたい」というときは、インターネットの電報サービスを利用して、
弔電を送りましょう。

なお、弔電を送る際は、一般的には通夜の開始より前に、遅くとも告別式までに届くように手配するものとされています。

香典とは?
香典とは、通夜または葬儀・告別式の際にご遺族に渡すお金のことです。

もともと、仏式の葬儀ではお線香などを故人の霊前にお供えしていましたが、
いつしか突然の出費があるご遺族に、金銭的な援助をする意味合いも含めて現金を渡すようになりました。
一般的には、通夜または葬儀・告別式のどちらかで、香典袋に包み渡しますが、
宗教や宗派によって使用する香典袋が異なります。

なお、参列できない場合は、後日現金書留で郵送するのが一般的です。
香典は故人との関係により包む金額の目安が変わるほか、いくつかのマナーがあります。
地域によってマナーが異なることもあるので、事前に確認するなど注意しましょう。


■弔電と香典は、両方送るべき

訃報を知ったけれど通夜や葬儀・告別式に参列できないというときに、
弔電と香典の両方を送るべきなのか、どちらか一方で良いのかと悩むこともあるかと思いますが、
はっきりとした決まりはありません。
そのため、故人やご遺族とは親しい関係なのか、これからもお付き合いが続くのかなど、
関係の深さによって決めるのが一般的です。

それぞれのケースに合わせて、一般的な判断基準を紹介します。

通夜や葬儀・告別式に参列ができる場合
弔電は通夜や葬儀・告別式に参列できない場合に送るものなので、
参列できる場合は送る必要はなく、香典のみ持参します。

なお、香典を持参する際は、香典袋が汚れないように帛紗(ふくさ)で包みましょう。
紫色の帛紗なら、慶事と弔事の両方に使えるので一枚持っていると便利です。

通夜や葬儀・告別式に参列ができない場合
通夜や葬儀・告別式に参列できない場合は、
故人やご遺族との関係の深さによって弔電と香典をどうするかが変わるので、以下を目安としてください。

・故人との関係はそれほど深くなかった
故人とは普段のお付き合いがあまりなかったという場合は、弔電だけ送るのが一般的です。

・故人と親しい間柄だった
故人やご遺族とは普段からお付き合いがある親しい関係で、
お悔やみの気持ちを伝えるのに弔電だけでは足りないと感じる場合は、後日香典を送ります。
故人がお世話になった上司や親しい友人である場合などが該当します。

・弔電が通夜に間に合わなかった
海外など遠方に住んでいるため訃報を知るのが遅くなり、弔電が通夜や葬儀・告別式に間に合わなかった場合は、
お悔やみの電報とともに香典を送るのが一般的です。
できれば、参列できないことを事前に電話で伝えておきましょう。

なお、香典を送る際は、香典袋で包み、現金書留で郵送します。


■弔電と香典のマナー

弔電や香典にはいくつかのマナーがあります。ご遺族に失礼のないように、事前に確認しておきましょう。

弔電のマナー
葬儀・告別式で、弔電が読み上げられるのを聞いたことがあるという方は多いのではないでしょうか。
地域によっては通夜で読み上げられることもあるので、弔電はできるだけ通夜の開始前に届くように手配します。
遅くとも告別式までに届くように送るのがマナーですが、
間に合わないというときは、ご遺族に電話して通夜や葬儀・告別式に参列できないことを伝えてから、
香典のみ送りましょう。

弔電の送り先は斎場や故人の自宅など、通夜や葬儀・告別式が行われる場所宛にし、宛名は喪主にします。
斎場に送る際は、喪主の名前がわかる場合は斎場名と喪主名を宛名とし、
わからない場合は斎場名と「〇〇家ご遺族様」を宛名とします。


香典のマナー
香典は香典袋に包み、ご遺族に手渡します。
このとき、折り目のついた古いお札を使うこと、お札の枚数は奇数にすること、
お札は裏(肖像がないほう)にし、肖像があるほうを下にすることなどのお札に関するマナーがあります。

これは、古いお札に「突然の訃報で新札を用意できなかった」という意味があるからだとされています。
また、奇数にするのは「この世と縁が切れる」ことを意味する偶数(割り切れる数)を避けるため、
お札を裏にするのは「故人の不幸が悲しくて顔を向けられない」という意味があるためです。
特に、古いお札を使うことや枚数を奇数にすることは気にする方も多いので、
香典を用意する際は注意したほうがよいでしょう。

香典を包む香典袋のマナーとして大切なのは、故人の宗教に合ったものを選ぶということです。

・仏式:表書きは「御仏前」または「御霊前」、装飾は蓮の花
・神式:表書きは「御神前」
・キリスト教式:表書きは「御花料」、装飾は十字架や百合の花

なお、香典を整理する際にご遺族が困らないよう、香典袋の中袋には住所・氏名・金額を記入し、
表の下半分には差出人の氏名を記載します。

また、通夜や葬儀・告別式に参列する際は帛紗に包んで持参しますが、後日香典を送る際は、香典袋で包み、
お悔やみの電報とともに現金書留で郵送します。
現金書留には香典袋が入る大きさの香典専用の封筒も用意されているので、郵送する際は利用するとよいでしょう。
送るタイミングとしては、できれば葬儀・告別式後1週間以内に、遅くても1ヵ月以内に届くように手配します。


■弔電と香典の目安金額

弔電には、漆塗りや刺繍の入った高級感のある台紙から、シンプルな台紙まで、
さまざまな種類があり、それぞれ金額も異なります。
香典は故人との関係性によって金額が異なるため、目安となる金額を把握しておきましょう。

弔電の値段
電報は、それぞれのシーンにふさわしい台紙が数種類用意されており、
弔電の場合は落ち着いた色合いやデザインになっています。
弔電は種類も豊富で、シンプルな台紙から刺繍の施されたものや高級感のある漆塗りのものまであります。
料金は1,000円~4,000円程度です。

なお料金は、メッセージの文字数によって変わる電報サービスと、
台紙料金にメッセージ代や送料も含まれている電報サービスがあるので、
利用する際は事前に確認しておきましょう。
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香典の目安金額一覧
香典の金額は故人との関係のほか、年齢や社会的立場・地域のしきたりによって異なります。
大きな金額を包むことで失礼にあたることもあるので、目安となる金額に合わせて用意することがおすすめです。

・故人がご親族の場合
・両親:5万円~10万円
・兄弟姉妹:3万円~5万円
・祖父母:1万円~5万円
・叔父・叔母(伯父・伯母):1万円~3万円
・その他:3,000円~3万円

故人が実の親であれば、喪主以外の子どもは香典を用意しましょう。
故人が祖父母の場合は、孫が社会人として働いていれば本人が香典を用意しますが、
親に養われている学生や未成年であれば、親が用意する香典に孫の分も含まれていると考えます。

・故人が仕事関係の知人である場合
・上司:5,000円~1万円
・上司のご家族:3,000円~1万円
・同僚:5,000円~1万円
・同僚のご家族:3,000円~1万円
・部下:5,000円~1万円
・部下のご家族:3,000円~1万円
・取引先:5,000円~1万円

故人がお世話になった直属の上司である場合や、
年齢が下の後輩や部下である場合は多めの金額を包むのが一般的です。
自分だけではなく同僚も通夜や葬儀・告別式に参列するときは、
事前に相談してある程度金額をそろえておくとよいでしょう。

なお、故人が取引先の関係者であるときは、まずは会社や上司に指示を仰ぎ、その指示に従います。

・故人が友人・知人である場合
・友人・知人本人:5,000円~1万円
・友人・知人のご家族:3,000円~1万円
・近所の方:3,000円~1万円

故人が友人・知人の場合は、面識があるか、これまで長くお付き合いしていたかなど、
故人との関係性によっても金額が変わります。


■まとめ

冠婚葬祭のなかでも通夜や葬儀・告別式というのは、訃報を知ってから当日までの期間が短いため、
マナーを知らない状態では対応に困ってしまいます。
それだけではなく、ご遺族に対して失礼にあたることをしてしまう可能性もあるでしょう。

今回は、弔電や香典を送る際のマナーをはじめ、故人の宗教に合った香典袋を使うことや、
故人との関係性によって香典の金額にも目安があることなど、基本的な情報を紹介してきました。
今まで知らなかったことは、この機会にしっかり身につけておきましょう。

なお、弔電を送る際は、台紙の種類が豊富なインターネットの電報サービス、e-denpoがおすすめです。
台紙料金にはメッセージ料金と配送料金が含まれているので、安心してご利用いただけます。

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