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弔電の勘定科目は?会計処理の注意点とビジネス向けの弔電を紹介

#お悔やみ・葬儀・法事・法要

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法人が事業を営む際には、社員や取引先をはじめ大勢の人々と関わります。そのため会社に勤めていれば、社員や取引先の不幸を受けて、弔電を手配する機会があるかもしれません。

しかし、弔電の手配業務は毎日発生するものではないため、どのような会計処理をすべきか迷ってしまいがちです。

そこで今回は、弔電代を経費計上する際の注意点や、勘定科目の判断方法について解説したうえで、ビジネスシーンにふさわしい弔電を5つ紹介します。

社員や取引先などに対し、会社として弔電を送ったときの勘定科目を知りたい方や、弔電選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

■【弔電の勘定科目】そもそも弔電の費用は経費で落とせる?

弔電の勘定科目について解説する前に、どのような弔電であれば経費として認められるのかを確認しておきましょう。

弔電代を経費に計上できるのは、事業を行ううえでつながりのある社員や取引先などに対し、会社として弔電を送る場合です。

例えば、社員のご家族が亡くなったときや、取引先の方が亡くなったときなどに、会社名や社長名で弔電を手配するケースは多々あるでしょう。この場合の弔電代は、経費計上が可能です。

一方で、事業に関係のない私的なつながりのある相手に対し弔電を送る場合は、経費として計上できないため注意してください。

弔電代を経費にするときは、金額や送り先、注文日などの明細がわかる書類を必ず保管しておきましょう。具体的には、弔電の注文完了メールや利用履歴、請求書などが経費の証憑書類として活用できます。これらのほか、会葬礼状があれば葬儀の詳細な内容がわかるため、なおよいでしょう。

■弔電の勘定科目は、送り先によって異なる

弔電の勘定科目は、送る相手が「取引先」なのか「自社の社員」なのかによって異なります。ここでは、それぞれの勘定科目の考え方や注意点について、詳しく見てみましょう。

◇弔電を「取引先」に送る場合
取引先など社外の方宛に弔電を送る場合の勘定科目は、「交際費」です。

交際費は、得意先や仕入先など、事業に関係する方に対する慰安や贈答のための支出に使う勘定科目です。事業取引のある相手の不幸に際し弔電を送る行為は、まさに「取引先への慰安や贈答」に該当します。

ちなみに、社外の取引先に祝電を送る際にかかった費用も、弔電代と同様に交際費として計上できます。

◇弔電を「自社の社員」に送る場合
社員やそのご家族・ご親戚宛に弔電を送る場合の勘定科目は、「福利厚生費」です。

福利厚生費は、業務に直接関係しない、従業員のための支出に使う勘定科目です。弔電代のほか、慶弔見舞金や香典も福利厚生費として計上できます。

また、福利厚生費を経費計上する条件は、「社会通念上、妥当な金額であること」「従業員全員が対象であること」と定められています。弔電代の場合は1万円前後までなら常識的な金額といえるでしょう。

ただし、弔電のほかに供花も手配する際は、数万円かかります。会社の方針に合わせて、従業員間で不公平にならないよう配慮する必要があるでしょう。

■弔電の勘定科目を決める際の注意点
弔電の勘定科目は、一度決めたら原則変更できない点に注意しましょう。特に、自分が初めて弔電の勘定科目を決めるときは、より慎重になることをおすすめします。

弔電の勘定科目をむやみに変更できないのは、何にいくら支出したのか見えづらくなるからです。会社法における企業会計の一般原則では「継続性の原則」として、一度採用した会計方針は毎期継続するよう定められています。

例えば、会社によっては、弔電代を「通信費」という勘定科目で経費計上するところがあるかもしれません。その場合は、前例にならい「通信費」で計上すべきです。自分で勘定科目を決める前に、会社で定められている勘定科目がないかどうかを確認してください。

会計処理の透明性を守るため、弔電の勘定科目には一貫性を持たせましょう。

■【フォーマル弔電】ビジネスシーンにふさわしい5つの弔電を紹介
会社から取引先や社員へ弔電を送る際は、失礼のないよう何かと気を遣うものです。ビジネスシーンにふさわしいフォーマルなデザインの弔電を選び、しっかりと相手にお悔やみの気持ちを伝えることが重要です。

最後に、ビジネス用途に適した電報を5つ紹介します。気になるデザインの弔電があれば、リンク先の商品ページを確認してみてください。

漆芸 銀捧花(蝋燭+線香付き)

役職の高い相手に送る弔電としておすすめなのは、黒地に品のある花をデザインした高級感あふれる漆電報です。高品質な蝋燭・線香付きで、受け取った方の悲しみに寄り添い、お悔やみの気持ちをお伝えします。弔電の受け取り後は、小物入れとして利用可能です。大切な方への弔電に、ぜひご検討ください。

刺繍 菊麗(蝋燭+線香付き)

紺地の上品な台紙の窓から見える菊の花が目を惹く刺繍電報です。淡い色を基調にした美しい刺繍部分は、台紙から取り外し、巾着袋として活用できます。少し変わった弔電を送りたい方、高級感のあるデザインを選びたい方におすすめです。弔電とともに蝋燭・線香セットをお送りします。



刺繍 白ゆり(蝋燭+線香付き)

高級感のある銀白色の台紙に、黒地に映える白ゆりの刺繍をあしらった電報です。全体的に落ち着いた雰囲気のデザインは、ビジネスシーンにふさわしく、女性の方に特に喜ばれることでしょう。蝋燭・線香セット付きのため、目上の方や大切な取引先への弔電にいかがでしょうか。

押し花 静花(蝋燭+線香付き)

どのような弔電を手配すべきか迷ったときは、スタンダードな押し花電報がおすすめです。額縁のようなデザインの台紙に飾られた美しい押し花が、受け取った方の悲しみを慰めてくれます。弔電とともに蝋燭・線香セットを送れるため、お悔やみの気持ちがより伝わるでしょう。



押し花 天空(蝋燭+線香付き)

押し花で「空へ飛び立つイメージ」を表現した電報です。リーズナブルな価格でありながら、銀の縁取りが目を惹くしっかりとした作りで、ビジネスシーンで送る弔電に適しています。高品質な蝋燭と線香付きです。



■まとめ

弔電の勘定科目は送り先によって異なり、社外の取引先などに送る場合は「交際費」、社員やそのご家族・ご親戚に送る場合は「福利厚生費」で経費計上するのが一般的です。

ただし、会社によっては「通信費」などで経費計上する場合もあります。企業会計の継続性の原則によって、勘定科目はむやみな変更が認められていないため、一貫性を持たせて設定しましょう。

弔電代を経費計上するときには、証憑として弔電の注文完了メールや利用履歴、請求書、会葬礼状などを忘れずに保管してください。

ビジネスシーンで手配する弔電は、フォーマルなデザインが適しています。ぜひこの記事で紹介した5つの弔電を参考にして、お悔やみの気持ちが伝わる弔電を選びましょう。

その他の弔電ラインアップは、弔電・お悔やみ電報ページからご確認いただけます。

またe-denpoでは、法人会員様限定サービスとして、弔電とともに「供花」の手配をすることもできます。葬儀社に別途発注する手間がなくなりますので、供花を検討中の方は、以下の商品ページも併せてご覧ください。

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