弔電を自宅に送るのはマナー違反?自宅葬に手配する際のマナーを解説
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自宅葬に参列したことがない方は、そもそもどのような葬儀であるのか、一般的な葬儀と何が異なるのかイメージしづらいかもしれません。
本記事では、自宅葬に弔電を送ってもよいのか、弔電を手配する際のマナーや注意点なども含めて解説します。
■自宅でお見送りをする「自宅葬」
故人の自宅で葬儀を行うことを、「自宅葬」と呼びます。葬儀会場で行う場合、その会場の制約にしたがう必要がありますが、自宅葬なら自由な形式での葬儀が可能です。時間的な制約がなく、大切な方とのお別れにゆっくりと時間をかけられる、会場にかかる費用を抑えられるなどのメリットがあります。
自宅葬を行う家といえば、大人数の弔問が可能な、戸建て住宅のイメージが強いかもしれません。しかし、近年は身内など少人数のみでの葬儀「家族葬」を選択する方が増えています。
マンションやアパート住まいの方であっても、少人数での葬儀であれば、自宅でのお見送りが可能です。
■弔電を自宅に送るのはNG?
ご遺族の自宅で葬儀が行われる場合、弔電は葬儀会場である「自宅」に送ります。葬儀会場で行われる一般的な葬儀と同様に、お通夜、葬儀・告別式までに弔電が届くように手配しましょう。電報サービスにもよりますが、申し込みをした当日に弔電を配送することも可能です。お通夜に間に合いそうならお通夜の前までに、間に合わないようなら葬儀・告別式までに届くようにします。
弔電は葬儀・告別式で読み上げられるため、式の始まる数時間前には届くように手配しましょう。
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■弔電を自宅に送る際のマナー
弔電を送る際は、差出人名や宛名・送り先について、マナーの確認が必要です。◇弔電の差出人名
故人と親しい間柄であっても、ご遺族はその関係を把握していないケースがあります。差出人名はフルネームで記載しますが、それだけでは誰から送られたものか、わかりにくいかもしれません。
弔電の差出人名を記載する際は、ご遺族から見て一目でわかるように、故人との関係性を明確に記載しておきましょう。例えば、以下のように記載します。
・ ○大学 ○○年卒
・ ○株式会社 ○○年入社同期
差出人名を連名で記載する際は、目上の方から順番に名前を書きます。役職の違いがない場合は、年齢順に記載するとよいでしょう。人数が多いときは、「○○一同」のようにまとめて記載するのが無難です。
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◇弔電の宛名・送り先
弔電は、喪主宛に送るのが一般的です。喪主名がわからない場合は、「(故人の名前)様 ご遺族様」もしくは「(故人の名前)様 ご家族様」のように記載します。
自宅葬の場合は、葬儀会場である「ご遺族の自宅住所」に弔電を送付しましょう。
■自宅葬に弔電を送る際の注意点
少人数で行う自宅葬では、お返しをする手間や費用負担を考え、香典・供花・供物などを辞退されている場合があります。弔電はお返しの負担が少ないため、辞退するケースはそれほど多くありませんが、葬儀の案内を受けた際に確認しておくほうがよいでしょう。
ご遺族の意向に関しては、葬儀の案内状に記されています。香典・供花・供物だけなのか、弔電も含めて一切を辞退しているのか確認が必要です。
辞退の意向を示しているのに弔電を送ってしまうと、ご遺族にお礼状を出す手間をかけてしまうため、十分に気を付けましょう。
◇文章作成のマナーを理解すること
弔電の文章を作る際は、忌み言葉について調べておきましょう。「重ね重ね」「ますます」のような不幸が重なることを連想させる言葉や、「消える」「浮かばれない」のような縁起が悪い言葉は、使用してはなりません。
故人の宗教によっても、ふさわしい表現、使ってはならない表現が異なります。例えば「成仏」「冥土」「往生」のような仏教用語は、神道やキリスト教の葬儀では使わないようにしましょう。
また、故人との思い出などを文章に盛り込む際は、大勢の前で読み上げられても問題のない内容かよく確認しておきましょう。故人が秘密にしていたエピソードがご遺族に伝わり、トラブルになるケースもあります。判断に迷う場合は、無理にエピソードを盛り込む必要はありません。
文章作成で困ったときには、文例を参考にしながら作成するのがおすすめです。電報サービス「e-denpo」では、参考になる文例を多数掲載しておりますので、ぜひご活用ください。
弔電の文例集はこちら
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■自宅葬なら華やかな供花も喜ばれる
「弔電と一緒に何かをお渡ししたい」「弔電以外の方法で弔いの気持ちを伝えたい」というときには、葬儀に彩りをそえられる「供花」を送るのがおすすめです。ご遺族が辞退の意向を示されていないなら、大切な方をなくした悲しみをお慰めするため、美しい供花を贈りましょう。◇自宅葬に送る供花の種類・サイズ
供花と一口にいっても、サイズの大きいスタンドタイプや、設置しやすいアレンジメントフラワーなど、さまざまな種類があります。自宅葬に供花を送る場合は、供花のサイズに注意が必要です。
自宅を訪問したことがあり、十分な広さのある家だとわかっている場合は、スタンドタイプを送ることもできます。しかし、自宅の広さがわからない場合は、飾る場所に困らない花束や、アレンジメントフラワーを選択するほうがよいでしょう。
自宅葬にふさわしい供花のラインアップについては、以下のページから確認できます。弔電と一緒に注文することもできますので、ぜひご活用ください。
アレンジメントフラワーはこちら
花束はこちら
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■弔電・供花を自宅に送るなら、e-denpoでの手配が便利
弔電や供花は、インターネットでの注文が可能なため、パソコンやスマートフォンから24時間いつでも手配できます。電報サービス「e-denpo」でも、インターネット上での弔電・供花の注文が可能です。
弔電の文章を作成する際には、電報のレイアウトをプレビューで確認しながら作業を進められます。メッセージの一時保存もできますので、納得がいくまで文章の調整を行えるでしょう。
注文するタイミングによっては、電報・供花の当日中のお届けも可能です。電報の場合は「スピード便」を利用すれば、17時までの注文で当日中にお届けします。時間に余裕がないときには、ぜひご活用ください。
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■自宅葬の場合、弔電を自宅に送るのはマナー違反ではない
自宅葬に参列できないとき、自宅に弔電を送っても問題はありません。ただし、ご遺族の意向をよく確認してから手配するようにしましょう。ご遺族に弔意を伝える方法として、弔電以外に供花を届ける選択肢もあります。e-denpoなら、弔電と供花をまとめて注文することができるため、時間がないときでも手間がかかりません。
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その他の弔電ラインアップは、弔電・お悔やみ電報ページからご確認いただけます。
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