電報とは?一般的な活用シーンや利用方法、料金体系について解説します

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電報とは、簡単にいうと「文書を配送するサービス」のことです。お祝いの席や葬儀などで、電報が読み上げられるシーンに立ち会ったことがある方であれば、電報がどのようなものかイメージできるでしょう。

しかし、電報の存在を知っていても、実際に使ったことがある方やどのようなサービスなのかを詳しく知っている方は、意外に少ないかもしれません。そこで今回は、結婚式や葬儀などの際に送る電報について詳しく解説します。

必要なときに電報をスムーズに活用できるよう、電報の活用シーンや利用方法を正しく知っておきましょう。

■そもそも電報とは?

そもそも、電報とはどのようなサービスなのでしょうか。まずは、電報の概要や歴史について解説します。

◇電報とは、電信システムを用いた文書配送サービスのこと
電報とは、電気通信の仕組みを活用した文書配送サービスのことです。通信内容を電気通信で伝送し、それを紙などに印刷して配送します。電報は電話が普及する前から利用されていて、戦前や戦時中は緊急連絡用として使われることも多々ありました。

普通郵便よりも早く届けられる点が、電報ならではの特徴です。また近年では、メッセージだけでなく、より気持ちを伝えるためのギフトをセットにして送ることもできるようになりました。

◇電報の歴史
電報は1869年(明治2年)頃に登場した技術です。当時は郵便や鉄道などが未発達であったため、最先端の通信技術として重宝されていました。

当初は東京―横浜間だけで利用できるサービスでしたが、素早い連絡手段として官公庁などで活用されることも多かったようです。その後、電気通信設備が整備され、一般の方も活用できるようになりました。

最初は郵便局で「頼信紙(らいしんし)」という紙に書き込んで申し込む必要がありましたが、1890年(明治23年)には電話で申し込めるようになっています。

電話やFAX、電子メールの技術が発達したことで、次第に緊急連絡手段として電報が選ばれることは減っていき、現在では特別な日に気持ちを伝えるツールとして定着しました。

■電報のおもな利用シーン

電報というと、結婚式や葬儀の際に送るイメージが強いですが、実はほかにもさまざまなシーンで活用されています。ここでは、電報のおもな利用シーンについて見てみましょう。

◇電報のおもな利用シーン(1)結婚式
現在は、結婚式に参列できない親族や友人、関係者などがお祝いのメッセージを伝えるために電報を活用することが非常に多いです。

お祝い事の際に送る電報を「祝電」と呼びます。電話やメールではなくあえて電報を送ることで、より気持ちのこもったメッセージを伝えることが可能です。

お祝いの言葉だけではなく、バルーンやお花などといった贈り物と一緒に送ることもできます。送られた電報は披露宴で読み上げられることもあり、新郎新婦の思い出を彩ってくれるでしょう。

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◇電報のおもな利用シーン(2)葬儀
事情があって葬儀に参列できない方が、お悔やみの気持ちを伝えるために電報を送ることも非常に多いです。電報は、メールや電話と比べて受け取る側の対応の手間が少ないため、ご遺族に配慮しながら、故人を悼む気持ちやご遺族に寄り添う気持ちを伝えることが可能です。

お悔やみ事の際に送る電報は「弔電」と呼ばれます。こちらも、葬儀や告別式で読み上げられることが一般的です。

華やかな祝電とは異なり、弔電の場合は専用の質素で落ち着いたデザインのものを送りましょう。メッセージとともに供花やろうそくなどを送ることもあります。

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◇電報のおもな利用シーン(3)その他
電報が活用される機会が多いのは、結婚式と葬儀の際ですが、ほかのシーンでも活用されることがあります。例えば以下のようなシーンで電報を送ると、より気持ちを伝える手助けになるでしょう。

・プライベート:出産祝い、就任祝い、成人祝い、合格の連絡、母の日、父の日、卒入園学祝い、法事、お見舞い

・ビジネス:就任・昇進祝い、開店祝い、叙勲褒章祝い、選挙当選祝い など

電報を送るシーンには、実は明確な決まりはありません。特別な想いを伝えたいと思ったときは、ぜひ積極的に電報を活用してみてください。

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■電報の利用方法と料金目安

ここからは、電報の利用方法や料金など、よくある疑問とその答えを紹介します。実際に電報の利用を検討している方は、ぜひ目を通してみてください。

◇電報の利用方法
電報を送りたいときは、依頼したい電報サービスを選び、インターネットやFAX、電話などで申し込みを行います。サービスによって詳細は異なりますが、以下のような流れで手続きを進めることが一般的です。

  • 1.希望する商品を選ぶ
  • 2.お届け可否の確認
  • 3.お届け先と差出人の名前や住所など必要情報の登録
  • 4.メッセージの作成
  • 5.決済方法の選択
  • 6.手続き完了

このように電報の利用はとても簡単であるため、初めての方でも安心です。

なお、e-denpoならインターネットだけではなく、FAXでも申し込みが可能です。利用しやすい電報サービスをお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。

◇電報の利用料金
電報の利用料金は、各電報サービスによって大きく異なります。また、ギフトが付いている電報の場合、ギフトの内容によって料金も変わります。文字だけのスタンダードな電報であれば、1,000~3,000円程度、ギフト付きの電報であれば3,000~数万円程度を目安に考えておくとよいでしょう。

ただし、一般的な電報サービスでは、上記の「台紙料金」のほかに、文字数に応じて「文字料金」が別途かかるという点に注意が必要です。

一方、e-denpoの電報料金は、台紙料金と文字料金のほか、配送料金もすべて含まれた価格となっています。従来の電報料金の半額以下で送ることができるため、予算が限られている場合もぜひご活用ください。

■電報を送る前に押さえておきたい基本マナーとは?

電報を送る際には、メールや手紙とは違ったマナーに気を付ける必要があります。最後に、電報ならではの注意点について紹介します。

◇電報には独特の記載方法がある
電報のメッセージを作成する際には、独特の記載ルールを守らなければなりません。それが、「忌み言葉や重ね言葉、句読点の記載を避ける」というルールです。

忌み言葉や重ね言葉は、縁起が悪い言葉や不幸が重なることを連想させる言葉であるため、慶事や弔事に送る電報にはふさわしくないとされています。例えば、以下のような言葉の使用は避けましょう。

・忌み言葉:飽きる、終わる、流れる、去年、嫌い、壊れる、最後、去る、死ぬ、別れる、分ける
・重ね言葉:続いて、追って、重ねて、重ね重ね、たびたび、繰り返す、くれぐれも、再び

また、区切りや終わりを意味する句読点も縁起が悪いため、祝電・弔電に限らず使用しないほうが無難です。近年は気にしない方も増えてきましたが、不快に思う方も一定数いるため、念のためスペースや改行で対応することを推奨します。

◇電報を送るタイミングと配送先にも注意
電報を送るときには、お届けのタイミングや配送先にも注意しましょう。

祝電も弔電も、式典が行われる会場に直接送ることが一般的です。パーティー会場に送ったり、出産祝いで病院に送ったりするときは、施設によって受け取ってもらえないこともあるため、受け取りの可否を事前に確認しておきましょう。

結婚式の電報は、3日前~当日までに披露宴会場へ届け、葬儀の電報は、葬儀や告別式当日に届けるとスムーズに受け取ってもらえます。いずれにせよ、受取人の準備を邪魔しないように受取時間を確認してから手配すると安心でしょう。

電報サービスのなかには、前日や当日でも対応可能なところもあります。e-denpoは当日の対応も可能であるため、お急ぎの場合もぜひご相談ください。

■電報とは、心のこもった想いを伝える便利ツール

電報は、ただの連絡手段ではなく、特別感を演出しながら気持ちのこもったメッセージを伝えてくれるツールです。あえて一手間をかけて送る電報は、大切な人に想いを伝えるための手段として、今後も長く利用され続けることでしょう。

結婚式や葬儀の際はもちろんのこと、ぜひさまざまなシーンで電報を活用してみてください。

e-denpoでは、多彩なラインアップの電報をリーズナブルな料金で取りそろえております。気持ちの伝わる電報なら、e-denpoまでご相談ください。

その他の電報ラインアップは、ご利用シーンごとのおすすめ電報ページからご確認いただけます。

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