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弔電を送るのはお通夜?葬儀・告別式?送り方の基本を全解説

#お悔やみ・葬儀・法事・法要

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亡くなった方のために弔電を手配する際、迷いやすいのが葬儀会場に届けるタイミングです。お通夜までに届けるべきなのか、葬儀・告別式に合わせるものなのか、悩む方も多いでしょう。

今回は弔電を届けるタイミング、弔電の送り先や差出人・宛名の書き方など、送り方の基本を解説します。記事の後半では、送り方や文章に関するQ&Aをまとめていますので、ぜひご一読ください。

■弔電はお通夜、葬儀・告別式に行けないときに送るもの

弔電とは、お通夜や葬儀・告別式に参列できない場合に、ご遺族へ弔意を伝えるために送る電報のことです。電話やメールのほか、LINEなどのメッセージアプリで欠席の連絡を入れることもできますが、弔電を送ることで気持ちがより伝わるでしょう。

弔電は、インターネットやFAXから簡単に送ることができます。利用する電報サービスや時間帯・地域によっては、当日配送も可能です。

■弔電を届けるのはお通夜の前

弔電を手配する際は、お通夜へ間に合うように手配することが基本とされています。そのため、訃報を受けたあとは、できるだけ早く手配をするのが望ましいでしょう。

お通夜にどうしても間に合わなければ、葬儀・告別式までに届くように手配することが大切です。到着した弔電は多くの場合、葬儀・告別式で読み上げられます。弔電の読み上げ順などを決める必要があるため、式の開始直前ではなく、数時間前には届くようにするのが理想です。

■弔電はお通夜、葬儀・告別式の会場に送る

弔電は、お通夜や葬儀・告別式が行われる葬儀会場宛てに送るのが基本です。自宅で行われる場合は自宅宛て、寺院で行われる場合は寺院宛てに弔電を手配します。送り先を間違えないように、葬儀会場名と住所の確認が必要です。

なお、近年は火葬のみを行う葬儀形式(火葬式/直葬)も増えてきましたが、火葬式は故人とお別れする時間が短いため、弔電を読み上げる時間的な余裕がありません。この場合は、火葬場ではなく自宅宛てに弔電を送るとよいでしょう。

■弔電の差出人の書き方

弔電の差出人の名前は、フルネームで記載するのが基本です。差出人の住所も必ず記載しましょう。

併せて、故人との関係性がご遺族にわかるように、会社名や学校名、団体名なども記載します。連名で弔電を手配する際に人数が多い場合は、複数の個人名を並べるよりも「○○一同」という形でまとめるほうがスマートです。

なお、弔電の差出人・住所の書き方に関するルールは、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:
弔電の差出人・住所の書き方とは?連名で出す場合などパターン別に紹介

■弔電の宛名の書き方

弔電の宛名には、喪主名をフルネームで記載しましょう。

喪主名が不明な場合は、「(故人の名前)家 ご一同様」「(故人の名前)様 ご遺族様」といった書き方でもかまいません。喪主名を間違えて弔電を送ったり、喪主名を調べていて手配が遅れたりするよりは、故人の名前を入れて速やかに送るほうがよいでしょう。

弔電の宛名や差出人の書き方については、以下の記事でも解説しているため、ぜひこちらもご覧ください。

関連記事:
弔電に記載する故人・喪主の名前がわからない|弔電の基本マナーを全解説

■弔電の送り方に関するQ&A

ここでは、弔電の送り方に関するQ&Aを紹介します。

◇訃報を聞いたらすぐに弔電を手配すべき?
訃報を聞いたらすぐに手配するのが理想ですが、届くタイミングがあまりに早いと、葬儀会場で受け取ってもらえないおそれがあります。葬儀会場の場所や式の日時を確認したうえで、お通夜までに届くように手配しましょう。

お通夜や葬儀・告別式の前日または当日に訃報を聞いた場合でも、利用する電報サービスによっては間に合う可能性があります。例えば、電報サービスのe-denpoでは、当日8時までのお申し込みで11時までの配送、当日14時までのお申し込みで18時までの配送が可能です。

配送・お届け時間についてはこちら

◇弔電が間に合わない場合の対応は?
葬儀・告別式までに弔電が届かない場合は、後日別の方法で弔意を伝えるのが望ましいでしょう。具体的には、お悔やみの手紙を香典に添えて送る、直接自宅に訪問するなどの方法があります。

お悔やみの手紙や香典を自宅に送る場合は、初七日までに届くようにしましょう。

■弔電の文章に関するQ&A

弔電の文章の書き方について、多くの方が抱きやすい疑問にお答えします。

◇弔電の文章作成にルールはある?
弔電の文章では、故人に対して正しい敬称を使用することが大切です。故人と喪主の関係性によって、故人の呼び方が異なることを理解しておきましょう。例えば、故人が喪主の実母に当たる場合は、御母堂様、お母様、お母上様、ご賢母様といった敬称を用います。

また、弔電では使用してはならない言葉(忌み言葉)があります。「ますます」「再び」といった重ね言葉、「四(死)」「九(苦)」といった不吉なことを連想させる数字の使用はNGです。

さらには、故人やご遺族の宗教によっても使える言葉、使えない言葉が存在します。例えば、キリスト教の葬儀では「冥福」「供養」「お悔やみ」といった仏教用語は使用できません。

◇弔電の文章が思い浮かばないときの対処法は?
弔電の文章を作成する際に、完全にオリジナルの文章を考えるのは大変です。弔電の手配に慣れていない方は、文例を活用しながら文章を整えていく方法をおすすめします。

まずは、敬称や忌み言葉などの弔電の基本マナーを確認しましょう。そして、自分が送りたい文章のイメージに近い文例を選んだら、マナー違反とならないように注意しつつ、文章をアレンジします。

なお、文章をアレンジする時間がない場合は、文例をそのまま使っても問題ありません。

■参考になる弔電の文例5選

ここからは、実際の弔電に使える文例を紹介します。文章作成でお困りの際には、ぜひご活用ください。

突然の悲報に接し 謹んでお悔やみ申し上げます
ご遺族の皆様のお悲しみ いかばかりかとお察し致します
ご生前のお姿を偲び 心よりご冥福をお祈り致します

○○様のご逝去を悼み ご冥福をお祈り申し上げます
すぐにでも最後のお別れに駆け付けなければならないのですが
遠方のためかなわず 残念でなりません
故人が安らかにご永眠されますよう お祈り致します

ご逝去のお知らせを受け 信じられない思いです
お元気だったころのあの笑顔を思い出すと 悲しくてなりません
弔問かなわぬ非礼をお詫びし 謹んで哀悼の意を表します

○○様の訃報に接し 深い悲しみに暮れています
在りし日のお姿を偲び 心よりご冥福をお祈り申し上げます
ご遺族の皆様が 一日も早く悲しみから立ち直られますように
祈念してやみません

なお、故人の宗教がわからない場合や時間に余裕がない場合には、宗教に関係なく使える以下の文例を使いましょう。

○○様のご逝去の報に接し 心から哀悼の意を表します
故人の安らかな眠りを お祈りしています

その他の弔電・お悔やみの文例集はこちら

■弔電はできる限りお通夜までに届ける

弔電は、お通夜に間に合うように手配するのが望ましいものの、訃報を受けるタイミングは誰にもわかりません。どうしてもお通夜に間に合わない場合は、葬儀・告別式の数時間前に届くようにしましょう。

弔電の送り方や文章のマナーを把握するだけでも、ある程度の時間がかかります。訃報を聞いたら早めに動き出すこと、頼りになる電報サービスをあらかじめ見つけておくことが大切です。

弔電を手配するなら、葬儀会場を華やかに飾る供花の手配もご検討ください。電報サービスのe-denpoでは、電報だけでなく供花の手配もできます。また、事前に無料会員登録をしておくと、弔電をすぐに手配できるため便利です。

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