供花は誰が出す?喪主は出すべき?飾り方や立札の書き方も併せて紹介

#お悔やみ・葬儀・法事・法要

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葬儀会場に数々の供花が飾られると、祭壇周りが華やぎます。しかし、葬儀のときに飾られる供花は、いったい誰が出すべきものなのでしょうか。家族や親戚、知人から数多くの供花を送られた場合、どの順番に並べられるのかも気になるポイントです。

今回は、葬儀会場の供花は誰が出すものなのか、飾り方や立札の書き方など、迷いやすい部分も含めて解説します。

■葬儀会場に飾る供花は誰が出すもの?

まずは、葬儀会場に供花を出すのがどなたかについて解説します。

◇供花は誰でも出せる
結論からいうと、供花を誰が出すかには、特別な決まりや制限はありません。故人の子ども、兄弟姉妹、親族、友人、知人、職場の方など、弔意を伝えたい方であれば、どの立場の方でも出すことができます。送られた供花は、祭壇の左右に飾られるのが一般的です。

◇供花を喪主が出す場合もある
そもそも供花は、故人への弔意を込めて送るものです。そのため、喪主から故人への弔意を示す意味合いで、喪主が供花を出す場合もあります。喪主が出す慣習があるかは、地域によって異なります。判断に迷う場合は、身近な方や葬儀社のスタッフに確認しておくとよいでしょう。

近年は少人数の葬儀が増えているため、供花の数が少ない状況も見られます。祭壇周辺の華やぎが少ないと感じたときは、喪主側が供花を用意するのも一つの方法です。供花の数が足りず、寂しい印象になるのが不安な場合も、まずは葬儀社のスタッフに相談してみましょう。

■供花を出すのは、ご遺族の了承を得てから

葬儀で飾る供花は誰でも出せると説明しましたが、ご遺族の意向を確認してから手配するのが前提です。「送り主に負担をかけたくない」「お礼について考える余裕がない」「供花を飾るスペースがない」など、さまざまな事情があります。

辞退の意向については、葬儀の案内状を確認してみましょう。辞退の意向が明記されているなら、供花を送るのは避けるべきです。

また、供花以外にも供物や香典など、辞退されているものがないか併せてチェックしましょう。供花辞退の旨が記載されている場合は、弔電など別の方法で弔意を伝えてください。

なお、ご遺族の意向を直接確認できないときは、葬儀社に問い合わせをしてから送ると安心です。

■供花はどの順番で飾られる?

複数の供花が送られたとき、故人との関係性が近い方の供花を、祭壇に近い場所へ配置します。中央から外側へ、喪主、家族、親族、一般の方、のような順番で飾っていくのが一般的です。

まずは上段の右に置き、次に上段の左、といった形で左右交互に置き、上段が埋まったら2段目に並べていきます。設置したときのバランスも大切ですので、葬儀社のスタッフに相談しながら、並べ方を決めるとよいでしょう。

■葬儀会場に飾られる供花の種類

供花といっても、サイズや設置の仕方などに関して複数の種類があります。ここでは、葬儀会場に飾られる供花の種類を見ていきましょう。

◇祭壇周辺に飾る「スタンド花」
祭壇の両側には、サイズの大きいスタンド花を飾ります。1つのスタンド花を一基、2つのスタンド花(一基が2つ)を一対と呼びます。スタンド花の数が多いと祭壇が華やかになるため、ご遺族にも喜ばれます。

スタンド花はサイズが大きいため、小規模な葬儀会場では設置できないことがあります。スタンド花を手配する前に、葬儀会場の広さを確認しておきましょう。

スタンド花はこちら

◇持ち運びしやすい「アレンジメント」
家族葬など小規模の葬儀には、持ち運びのできるアレンジメントもおすすめです。葬儀後に自宅へ持ち帰り、後飾り用の供花として飾ってもらうこともできます。

なお、電報サービスのe-denpoでは、プロのフローリストにお任せできる、美しいアレンジメントを多数ご用意しております。お花の選び方がわからないときも、その季節に合わせてお花を用意してもらえるのでおすすめです。

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■供花を送る際のマナー│立札の書き方

供花を手配する際は、立札に関するマナーを確認しておきましょう。

◇故人との関係性がわかるよう記載する
立札は、故人と送り主との関係性がわかるように記載します。送り主が個人の場合は、氏名のみをフルネームで記載しましょう。

会社や団体からの供花の場合は、会社名や団体名がわかるように書きます。例えば、「株式会社○○」または「株式会社○○ 代表取締役(代表者の名前)」のような形です。

関連記事:
供花の注文方法とは?費用相場や送付タイミング、立札の書き方も解説

◇複数人で送る場合
連名で供花を送る際は、地位が高い方、年齢が上の方から順に、右から左へと名前を並べます。友人同士で送る場合には、五十音順に記載するとよいでしょう。

しかし人数が多いときは、このように立札に全員分の名前を書くことができません。立札に書き込めないときは、個人名を書かずに「友人一同」「有志一同」のように記載します。 送り主が4名以上のときは、「○○一同」という書き方がおすすめです。供花の依頼先によっては、4名以上でも連名で記載できますが、一人ひとりの文字サイズが小さくなる点に注意が必要です。

なお、ご夫婦や外国籍の方が送るケースについては、以下の記事で説明しています。

関連記事:
供花は連名で送れる?立札の記載方法や基本マナー、注意点を解説

■供花は弔電と一緒に注文可能

供花のみを送っても喜ばれますが、せっかくなら弔電を一緒に送ってみてはいかがでしょうか。弔電に書かれたメッセージを通じて、ご遺族にもより弔意が伝わります。

e-denpoなら、即日配送可能な電報をリーズナブルな価格で注文可能です。文章作成でお困りの場合は、e-denpoの弔電の文例集をぜひご活用ください。

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関連記事:
弔電と供花はセットで送っても問題ない?選び方や手配方法についても紹介

■供花は誰でも出せるが、ご遺族の意向を尊重すること

供花は基本的には誰でも出せますが、ご遺族が辞退の意向を示している場合は送るのは控えましょう。なお、家族や親族、参列する一般の方以外に、喪主が供花を出してもかまいません。

葬儀会場に飾る供花をお探しの方は、スタンド花かアレンジメントを選択するとよいでしょう。葬儀会場が広く飾れるスペースがあるならスタンド花、葬儀会場が狭いようならサイズの小さいアレンジメントがおすすめです。スタンド花を注文する際は、立札の記載方法をよく確認したうえで送ってください。

供花と弔電を一緒に送るなら、電報サービスのe-denpoでの注文がおすすめです。時間のあるときに無料会員登録をしておけば、弔電や供花はもちろん、お祝い用の祝電などあらゆる場面で簡単に電報を用意できます。

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その他の弔電ラインアップは、弔電・お悔やみ電報ページからご確認いただけます。

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