知っておきたい弔電のフォーマット│すぐに使える文例16選

#お悔やみ・葬儀・法事・法要

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知人の訃報を受けたとき、事情があってお通夜や告別式にどうしても参列できない場合も少なくありません。そのようなときは、弔電を手配して、お悔やみの気持ちをすぐに伝えましょう。

とはいえ、弔電のメッセージを考えるとなると、何を書けばよいのか迷ってしまう方も多いかもしれません。そこで今回は、弔電のフォーマットや注意点について解説します。

■【弔電のフォーマット】シーン別の文例集16選を紹介

弔電の書き方で迷ったときは、フォーマットを確認しながら文章を考えましょう。5つのシーン別にまとめた以下の文例を、ぜひ参考にしてみてください。

◇【弔電のフォーマット】一般的な文例
○○様のご訃報に接し 心からお悔やみ申し上げます
ご生前の笑顔が思い出され 深い悲しみでいっぱいです
安らかにご永眠されますよう お祈り致します

突然の悲報に接し 誠に残念な思いです
ご遺族様のお悲しみはいかばかりかとお察し致します
ご生前のお姿を偲び 心からお悔やみ申し上げます

○○様のご逝去の報に接し 大変驚いております
お元気だったころのお姿が思い出されて いまだに信じられません
ご生前のご厚情に深く感謝申し上げますとともに
故人が安らかにご永眠されますよう 心よりお祈り致します

○○様のご逝去を悼み 謹んで哀悼の意を捧げます
安らかな旅立ちでありますよう 心よりお祈り申し上げます

◇【弔電のフォーマット】会社関係者から送る文例
会長様のご訃報に接し 惜別の念を禁じ得ません
社員ご一同様のお嘆きをお察し申し上げますとともに
心からご冥福をお祈り申し上げます

貴社○○様のご急逝の報に接し 弊社社員一同 心よりお悔やみ申し上げます
在りし日のご功績を偲び 謹んで哀悼の意を捧げます

○○様の不慮のご逝去に際し 当社社員一同 驚愕しております
社員の皆様方がお力を合わせて この度のご不幸を乗り越えられることを 心からお祈り致します

◇【弔電のフォーマット】葬儀に参列できないときの文例
○○様のご訃報に接し ご遺族様のお悲しみいかばかりかとお察し致します
すぐにでも最後のお別れに伺わなければならないのですが
遠方のため駆けつけることができず残念です
故人のご冥福を心よりお祈り致します

突然の悲報に接し 茫然としております
時節柄 駆けつけることが叶わず残念でなりません
ご生前のお姿をお偲びしますとともに 心からご冥福をお祈り致します

◇【弔電のフォーマット】法要・慰霊祭の文例
○○回忌のご法要に際し 哀惜の念にたえません
ご家族の寂しさはいかばかりかとお察し申し上げます
あらためて ○○様のご冥福を心よりお祈り致します

○○様の○○回忌のご通知をいただきました
遠方のためご法事に伺うことができませんが
遥かな地より合掌させていただきます
謹んで故人のご冥福をお祈り申し上げます

この度の慰霊祭にあたり 心より哀悼の意を表します
故人の在りし日の面影を偲びつつ 故人の安らかなお眠りをお祈り致します

◇【弔電のフォーマット】キリスト教式の文例
○○様のご昇天の報に接し 悲しみにたえません
心より哀悼の意を表します

神の御許に召された○○様の安らかな旅立ちを 心よりお祈り申し上げます

出会えたことを神に深く感謝致します
寂しくはなりますが、安らかに憩われますようお祈り申し上げます

○○様の訃報に接し 謹んで哀悼の意を表します
ご家族の皆様の上に深い慰めと平安がありますよう 心からお祈り申し上げます


「文面を一から考えるのは難しい」という方は、上記のようなフォーマットを活用するとよいでしょう。自分なりの文章を作成したいときも、基本の文例をもとにアレンジをすると簡単です。

弔電のフォーマットをほかにも確認したい方は、e-denpoの文例集をぜひご活用ください。

簡単に使える弔電のフォーマット(文例)はこちら

■弔電のフォーマットに関する注意点

弔電を送る際には、失礼のないように書き方の基本マナーを理解しておくことが大切です。気を付けるポイントとして、以下の4つを確認しましょう。

◇先方の宗教を確認する
日本では仏式の葬儀が多数派ですが、キリスト教や神道など、仏教以外の宗教を信仰する人もいます。仏式、キリスト教式、神式など、故人の宗教によって弔電で使用する言葉も異なります。

例えば「ご冥福」という言葉は、仏式の葬儀ではよく使われますが、神式の葬儀では避けるべき用語です。可能であれば、故人がどの宗教を信仰していたのか、弔電を送る前に調べておくのが望ましいでしょう。

関連記事:
押さえておきたい神式の弔電マナー|使用を避けるべき言葉と文例を紹介

◇故人への敬称を正しく使用する
弔電の宛先は故人ではなく、喪主とするのが基本です。故人と喪主の関係を正しく把握したうえで、故人に対して適した敬称を使う必要があります。

喪主に弔電を送る際には、以下のように故人への敬称を使い分けましょう。

【故人への敬称の例】
・故人が喪主の妻の場合:ご令室様、奥様、奥方様
・故人が喪主の父の場合:ご尊父様、お父様、お父上様
・故人が喪主の母の場合:ご母堂様、お母様、お母上様
・故人が喪主の祖父の場合:ご祖父様、お祖父様
・故人が喪主の祖母の場合:ご祖母様、お祖母様
・故人が喪主の息子の場合:ご令息様、ご子息様
・故人が喪主の娘の場合:ご令嬢様、ご息女様、お嬢様
・故人が喪主の兄の場合:ご令兄様、兄上様、お兄様
・故人が喪主の弟の場合:ご令弟様、弟様
・故人が喪主の姉の場合:ご令姉様、姉上様、お姉様
・故人が喪主の妹の場合:ご令妹様、妹様

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◇忌み言葉は使用しない
弔意を表すときに使用してはならない言葉(忌み言葉)があります。以下のような、「不幸の繰り返し」を連想させる言葉(重ね言葉)や、生死に関する直接的な表現、不吉なことを連想させる言葉は、弔電の文章に含めないようにしましょう。

【重ね言葉】
また、ますます、再び、再三、次々、何度も、重ね重ね、重ねて、重々、返す返す、たびたび、追って、続いて、引き続き、くれぐれも、しばしば

【生死に関する直接的な表現】
死んだ、死亡、生きる、生存

【不吉なことを連想させる言葉】
浮かばれない、苦しむ、迷う、消える、四、九

◇故人のプライベートな情報を書かない
弔電の文章を書くときに、故人と一緒に過ごした日々が思い出されるかもしれません。故人の人柄や思い出を、エピソードとして織り交ぜることはできますが、踏み込んだ内容は書かないように気を付けましょう。

弔電の役割は、弔意を適切に伝えることです。故人が生前に隠していた秘密、第三者に広めてほしくないエピソードなど、プライベートな情報は記載しないようにしましょう。

■弔電でお悔やみの気持ちを届けるなら「e-denpo」

お悔やみの気持ちをすぐに伝えたいなら、電報で届けるのがおすすめです。今回紹介した弔電の文例を参考にしながら、心を込めた文例を作成してみましょう。

想いが伝わる弔電をお探しの場合は、e-denpoまでぜひご相談ください。弔電ラインアップは、弔電・お悔やみ電報ページからご確認いただけます。

弔電・お悔やみ電報TOPページはこちら


【想いが伝わる弔電一覧】

また、e-denpoなら、弔電とともに「供花」も頼めるため、葬儀社へ別途発注する手間がかかりません。当日配送も可能ですので、時間に余裕がないときでも安心です。

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