main.jpg

葬儀に用いる「供花」の種類4選|それぞれの特徴や送る際の留意点について解説

#お悔やみ・葬儀・法事・法要

公開日:

更新日:

葬儀の際に送るお花といえば、葬儀会場の入り口や祭壇付近に飾られるお花を思い浮かべる方が多いでしょう。大切な方を見送るために、親族や友人などからさまざまなお花(供花)が送られます。

供花を手配するのであれば、故人やご遺族に対して失礼がないように、送り方のマナーを知っておきたいところです。今回は葬儀に用いるお花の種類や、手配する際の留意点について詳しく解説します。

■葬儀には、さまざまな種類の「供花」が欠かせない

ご臨終からお通夜、葬儀・告別式、火葬までの一連の流れのなかで、心安らぐお花の存在は非常に重要なものです。故人をお見送りするため、ご遺族の心を慰めるため、お悔やみの場にふさわしいお花が用意されます。

故人のために供えるお花は、「供花(きょうか/くげ)」と呼ばれるのが一般的です。地域によって呼び方は多少異なりますが、お悔やみの気持ちを込めて送られる、という点では変わりません。

また、葬儀で用意される供花には「枕花」「花環」「献花(お別れ花)」など、いくつか種類があります。お花のタイプ、飾るタイミング、場所などによって、適切な供花が変わる点を理解しておきましょう。

■供花のおもな種類4選

ここからは、葬儀で用いる4つのお花の種類を紹介します。ご臨終から葬儀・告別式まで、時系列で解説しますので、ぜひ参考にしてください。

◇ご臨終の際に捧げる「枕花」
ご臨終のあとに、故人の枕もとに飾るお花のことを「枕花(まくらばな)」と呼びます。訃報を受けた親族や故人と親しかった方が、故人の自宅に届けることが多いです。

枕花のお花を選ぶ際には、色合いやサイズが控えめな花籠を選ぶのが望ましいでしょう。故人の枕もとに供えられるため、祭壇に飾られる供花のような、大きいお花はNGです。

また、故人の好きなお花だからといって、目立ちすぎる鮮やかな色のお花は避けたほうがよいでしょう。

送り主
親族、故人と特別親しかった友人
タイミング
ご臨終や訃報からお通夜にかけて
飾る場所
故人の枕もと
基本マナー
・白を基調にした優しい色合いの生花を選ぶ
・ご遺体のそばに供えるため、小さく控えめなデザインの花籠が望ましい
e-denpoの枕花アレンジメントはこちら

◇お通夜や葬儀・告別式の会場に飾る「供花」
この場合の供花とは、お通夜や葬儀・告別式の会場で、祭壇や棺の周辺を飾るために用意されるお花のことです。親族や参列者、または式に参列できない方が、弔意を表すために供花を送ります。また、仕事でかかわりがあった企業から、供花を送られるケースも少なくありません。

供花のタイプとしては、籠盛りのお花を脚付きのスタンドに載せた、スタンドタイプのものが多いでしょう。供花には名前が記された立札が付けられ、送り主がわかるようになっています。

供花の数え方としては、一基と一対(一基を2つ)があります。親族は一対を選び、祭壇の左右に1つずつ飾るのが一般的です。

送り主
親族、仕事関係の知人や法人、事情があり式に参列できない方
タイミング
お通夜、葬儀・告別式
飾る場所
祭壇の両側に供物などと一緒に飾る
基本マナー
・白を基調とした生花を選ぶ
・胡蝶蘭、百合、菊などの花を供えることが多い
e-denpoの供花はこちら

◇葬儀会場の外や入り口に飾る「花環」
葬儀会場の玄関などに飾るお花のことを、「花環(はなわ)」といいます。一般的に多いのは、寒色がメインの花を円形に配置して、脚の長いスタンドを付けたものです。

花環の多くが造花で作られており、屋外に設置されることもあります。前述の供花は個人からもよく送られますが、花環については会社など団体から送られることが多いでしょう。

送り主
故人と近い親族、仕事関係の知人や法人
タイミング
お通夜、葬儀・告別式
飾る場所
葬儀会場の入り口 ※屋外に置くこともある
基本マナー
・白や青、紫など、寒色のお花を使用したスタンドタイプが多い
・造花で作られる花環がほとんどである
・キリスト教式の葬儀では生花を使用するため、花環は用意しない

◇葬儀・告別式で祭壇に供える「献花」
葬儀・告別式のときに、参列者一人ひとりが祭壇に供えるお花のことを「献花(けんか)」と呼びます。焼香が行われない、キリスト教の葬儀や無宗教葬で用いられることが多いでしょう。

献花は式場側が用意するもので、白いカーネーションや菊など、白の生花にするのが基本です。

なお、献花と似たようなものとして、「お別れ花」があります。お別れ花はご遺族が用意するもので、最期のお別れのときに故人の顔周辺に飾ります。

送り主
葬儀・告別式の参列者 ※花は式場側が用意する
タイミング
葬儀・告別式
飾る場所
祭壇に参列者一人ひとりが供える
基本マナー
・造花ではなく、白の生花を用いるのが基本
・祭壇以外に、故人が眠る棺の中に供えることもある

■供花を送る際に押さえておきたいこと

ここからは、葬儀会場に飾る「供花」の手配について、押さえておきたいポイントを紹介します。

◇供花の手配方法
供花は、葬儀社や花屋に依頼する以外に、電報サービスからも手配できることをご存じでしょうか。

葬儀社のなかには、供花の持ち込みが禁止のところもあるため、供花を手配する前に、持ち込みの条件などを確認しなければなりません。

その点、電報サービスのe-denpoであれば、インターネットやFAXから簡単に注文可能なうえに、供花の持ち込み可否も含めて、葬儀社への面倒な確認作業を代行いたします。法人会員登録をしておけば、お届け先情報の登録など、作業効率が上がる便利な機能をご利用いただけます。

◇供花の費用相場
祭壇に飾る供花は、一基で1万5,000円~3万円程度の費用がかかります。一対で送る場合は、その2倍の費用が必要です。

供花のサイズを決める際には、念のため葬儀会場の広さを確認しましょう。大きすぎる供花を送ってしまうと、葬儀会場に設置できないことも考えられます。

また、大きすぎる供花を送ることで、かえってご遺族に負担をかけてしまうかもしれません。お返しの負担が気になる方もいるため、お送りする際は費用相場を参考にサイズを慎重に決めましょう。

関連記事:
供花の相場はいくら?費用目安と宗教別におすすめの花を紹介

◇供花を送るタイミング
通常の葬儀は、お通夜から告別式まで2日間かけて行われます。祭壇に供花を飾れるように、お通夜の前日までに手配を済ませましょう。

葬儀から火葬までを1日で行う場合は、葬儀の2日前までに手配します。時間に余裕がないときは、供花を注文する前に、葬儀社や花屋に間に合うかどうか確認しておくのが無難です。

e-denpoなら、8時までのご注文で最短当日午前、14時までのご注文で最短当日18時までにお届け可能です。急いで手配しなくてはいけないときも、スピード対応のe-denpoにお任せください。

関連記事:
供花の注文方法とは?費用相場や送付タイミング、立札の書き方も解説

■さまざまな種類の供花で、心からの弔意を表す

葬儀で用いられる「枕花」「供花」「花環」「献花」について、その違いを認識しておきましょう。生花と造花のどちらを使用するのか、花籠とスタンドタイプのどちらが適しているのかなどを把握しておくことで、突然の事態にも慌てずに対応できます。

供花の手配については、電報サービスのe-denpoがおすすめです。あらかじめ無料会員登録をしておけば、必要になったときにすぐに供花を送れます。

無料会員登録はこちら

※供花の注文の際には、法人会員の登録が必要です。

【供花のラインアップ】
サイズ違いの供花も多数ご用意しておりますので、詳しくは以下のページをご覧ください。

供花のラインアップはこちら

【気持ちが伝わる弔電ラインアップ】
その他の弔電ラインアップは、弔電・お悔やみ電報ページからご確認いただけます。

弔電・お悔やみ電報TOPページはこちら

おすすめの記事

今日・明日中に届けたい方

ご希望の種別をお選びください。

お届け先 郵便番号をご入力ください。

電報マナー特集電報マナー特集

お申込みの流れ

  • 商品を選ぶ

  • お届け日+配送先を決める
    (配送可否チェック)

  • メッセージを作り、
    決済方法を選ぶ

  • 注文完了

電報サービスに関して